プログラミングに向いてない人の共通点7つ【現役エンジニアが回答】
どうも、トマトです。ゲームが好きなWEBエンジニアです、もちろん今も現役で頑張っています。今回は私の経験を参考にプログラミングに向いていない人についてお話したいと思います。
この記事では、プログラミングに向いてない人の共通点について解説しています。筆者である私自身エンジニアとしてご飯を食べている身ですので、記事の質はある程度担保できるかなと思います、一つの現場の声としてご参考ください。
前置き:まず最初に伝えたいこと
実際にプログラミングの現場で実務に就くと、「エンジニアになりたい!」と夢見て入社する人は多いし増えてきているのが分かります、その中には「自分には向いていないかも」と辞めていく人が多いのも事実としてあります。
ただ、「技術的な部分が原因で」ってのは少ない印象を受けていて、私も知識ゼロから未経験でこの世界に飛び込んだ口ですが、4年経った今も頑張れています。なので、「低スキル ≠ プログラミングに向いていない」という事は理解してください、知識ゼロだろうと未経験だろうと絶望する必要はありません。
これを踏まえて、改めて「プログラミングに向いてない人の共通点」を紹介していきたいと思います、前置きは以上です。
プログラミングに向いてない人の共通点4つ
①:自走力がない
ある程度の自走力がないとプログラミングは難しいかなと、最近はエンジニアになりたくて勉強を始める人も多いと思いますが、その時に今自分は何が必要でどうやって取り組んでいけばいいか自力で解決していく必要があります。
もちろん、それが出来ない人の為に教材やプログラミングスクールがあるわけですが、それに頼りすぎると根っこの部分が育たないので現場に出てから苦労することになります、全て自分でやる必要はありませんが、最低限自分の力で切り開ける力は欲しいものです。
②:技術に対する好奇心がない
プログラミングを生業とする、エンジニアとして生きる以上「技術に対する好奇心」は必須です、ITの世界は進化が早く日々様々な技術が開発されリリースされています、こういった新しい技術を試して必要に応じて吸収していく必要があります。
例えば、WEBプログラミングは特に進化が早い部類で、一時は大人気だった「jQuery」も新しいフレームワークが出て活躍してくると「オワコン、脱jQuery」とか言われる世界です、情報には常にアンテナを張り、新しいものはすぐ試してみるくらいの心構えを持ちましょう。
③:日々勉強の覚悟がない
これは先ほど「技術に対する好奇心」を補足する形です、エンジニアは立場に関係なく日々勉強していく必要があります、正直言って終わりはありません、生涯学び続ける必要があると思います。
私がエンジニアとしてデビューする際にベテランSEである上司に「今学んだことが明日には使えない可能性もある、学んだ知識で活きるのは1%以下、そういった世界でこれからずっと生きていく覚悟はありますか?」と言われたことがありますが、今ではその真意が分かる気がします。
④:地味な作業が苦手
プログラミングってキーボードをカタカタパーン!ってな感じでクリエイティブで華やかなイメージを持つ人も多いですが、実際には地味な作業がほとんどで、世間が持っている印象とは全く異なります。
分からない事があればネットで検索し情報を探しては検証を繰り返す、プログラミングだけならまだいいですが、エンジニアの業務全体で言えばもっと地味で、そういった作業に抵抗がある方には向いていないのかなと思います。
⑤:最適化の考えを持てない
プログラムは動けばいいってものではありません、プログラミンでは最適化の考えが必須で作ってなお「これでいいのか」と投げかけ思考する姿勢が求められます、繰り返しますが動けばいいってものじゃないんです。
あと「最適化の考えを持てない = 効率的に考えられない」と私は思っていて、効率よく物事を取り組めない人がプログラミングをやると無駄に疲弊して辛く感じがちで正直どうなのかなと。
⑥:柔軟性がない
柔軟性がない方もプログラミングには不向きです、実装したいことに対して同じアプローチしかできない、やり方に固執してしまう人はググって悩んで失敗してを繰り返し結果何も解決せず、時間を浪費しがち。
実際に仕事としてプログラミングに取り組むと「いつまでに」という時間的な部分も考慮しないといけないですし、組織としてプロジェクトに携わるなら納期を常に頭を入れて動く必要があり、結果として柔軟に物事を捉えてこなせない人は向いていない。
⑦:コミュ力が全くない
コミュ力はプログラミングの向き不向きに関係ありませんが、エンジニアとしてキャリアアップしていくなら必須です。たまに、コミュ力は必要ないと言う人がいますが私はそうは思いません。
フランクに喋れる人柄である必要はありませんが、喋るのが全然苦手ってのは良くない、現場に出ると誰かに質問しないと解決できない事が多く私も経験したことなので、他人事には思えないわけで、コミュ力は絶対あった方がいいです。
自分に当てはめて考えてみた結果
いかがでしたでしょうか。「プログラミング(エンジニア)に向いてない人の共通点」をいくつか紹介してきたわけですが、せっかくなので「書いているお前はどうなんだ」と自分に当てはめて考えてみました。
- 自走力がない
→誰にも頼らず独学でここまでこれましたし、自分なりキャリアアップの方向性も考えて大体のことは上手く立ち回れる自信があるので自走力は高い方だと思ってます。 - 技術に対する好奇心がない
→リソースがある限りは新しいものを試して自分の武器にしたいと考えています。 - 日々勉強の覚悟がない
→毎日仕事をこなしながら勉強していますし、使えそうなツールやフレームワークがあれば個人的に使ってみて基本的な知識は押さえておくようにしています。 - 地味な作業が苦手
→プログラミング自体楽しく取り組める口なのでこれは大丈夫でした。ただ、デビューしたてのSES時代にやったテスト案件でのExcelポチポチは地味すぎて嫌でしたね。 - 最適化の考えを持てない
→何事も効率主義なので「こうやった方がいいかも」と常に考え取り組んでいます、少しやりすぎな時もありますが、今のところマイナスには働いていないです。 - 柔軟性がない
→プログラミングに限らず柔軟性はある方だと思います、これは今までの社会人としての経験が活きている気がします。 - コミュ力が全くない
→コミュ力は中の上くらいですね、私の周りは根暗な人多いですが。SESで働いていた時はコミュ力ないと厳しかったですが、WEBの方に来てからは最低限あれば大丈夫な気がします。
自分は上のような感じですね。正直言って当てはまる項目が何点かあったとしても、熱意さえあればどうにでもなるので悲観する必要はないです、根性論っぽくなりますがこれは事実です。
最初の3つだけあれば何とかなります、残り4つはそこまで重要じゃないです(少し絞り出した感ある)
以上おつ。
飲食→派遣→IT系ベンチャーに転職。
本業をベーシックインカムとし、やりたい事に挑戦するWebエンジニア。