「未経験からプログラマーへ」←面接官に伝えるポイントは1つだけ
未経験プログラマー募集の求人ってよく見かけるけど、面接では何をアピールすればいいんだろう、とりあえずプログラミングスキルは鉄板だよね?これは素人でも分かる。
残念、プログラミングスキルはアピールする必要なしです。※理由は本文内で解説します。
本記事では、プログラマー希望(未経験)の人が面接でアピールするべきポイントについて解説しています。難しく考える必要は一切なし、面接でアピールするべきポイントは一つだけです。
本記事を書いている私も未経験からプログラマーになった口でして(現在はWEBエンジニア)、「会社に入ってから採用担当者と話して分かったこと」+「自分の成功体験」を元にこの記事を書いています。
前置きはこのくらいにして見ていきましょうか、この記事を読む3分は無駄にしません。
面接官が見ているのは「覚悟」です【具体的に解説】
未経験プログラマーとして雇用されることを目指す時、面接官があなたに求めているのは「プログラマーとしてIT業界で生きていく覚悟」です。
プログラミングスキルがあるにこした事はありませんが、スキル面を評価して採用する場合は即戦力として採用する場合です、これは求人にも記載されています(ほとんどの人が正しく解釈できていない)
- 未経験でもOK→スキルなんて見ていない
- 経験者優遇→スキルを評価(即戦力を期待)
上記を見て分かるように、未経験者枠だと最初からスキルなんて見ていません、ならどこを見ているのか。
「プログラマーになる覚悟」です。
なぜ面接官は「覚悟」を評価するのか?
なぜ面接官は「プログラマーになる覚悟」を評価するのか、これはIT業界(プログラマー)の人材不足という問題を紐解いていてけば分かることです。
- IT業界→人材不足
- 人材不足の原因→新しい芽が育たない
- 経験者は?→人材の取り合い問題(根本的な解決にならない)
- 新しい芽を育てるしかない→今ココ
ザックリとしていますが、今のIT業界は新たにプログラマーを育てることで人材不足を解消しようと動いています(国は助成金という形でこれを手助けしています)
育てる前提で雇用するのでスキルは必要ありません、ただ、一つだけ問題がありまして、それは「育てた後すぐに辞めてしまうこと」です。
育成するにあたって国から助成金を受けても実はこれでもまだ赤字なわけで、育てるだけ育てていざ現場に出したら「自分には無理だ、辞めよう」ってな感じで簡単に辞められると会社としては大赤字「時間返せ!!」
会社としてはこれが一番嫌なので、それを防ぐために面接でふるいをかけておきたいって事です、そこで評価されるのが「プログラマーになる覚悟」という話に繋がります(採用担当者の裏付けあり)
実際辞めていく人は多い
私も会社に入ってプログラマーとしてデビューしてから分かった事ですが、それでも辞めていく人は多いのが現状です、理由は様々ではありますがどこの会社も同じだと思います。
ってな感じで、ここまで読んで頂ければプログラマーになるには「覚悟(やる気)」が大事だということがお分かり頂けたかと思います。
覚悟(やる気)を面接官に猛烈アピールしてきます!求人探してきますわ!
ちょっとお待ちを、どうやって「覚悟」を伝えるか考えていますか?、勢いだけでは相手にされませんよ、実はここが大きな壁でありポイントです、プログラマーになるために必要なことの本質を理解しておく必要があります。
覚悟を伝える方法まとめ
「やる気なら誰にも負けません!」こんなことをいくら並べても相手にされません、だって皆同じこと言ってますから。笑
面接官に「プログラマーとしてご飯を食べていく覚悟」を伝えるにはそれを裏付ける何かが必要です、例えば下記のようなものがそれにあたります。
- プログラミングスクールの卒業
- 作品の提示
上記2つに共通しているのは行動力とリスクです、それぞれ解説します。
その①:プログラミングスクールの卒業
プログラミングスクール(オンライン含む)に通うメリットってプログラミングスキルが身に付くだけと思われがちですが、実はもう一つあります、それは「行動力と覚悟」の証明です。
プログラミングスクールに通うためにはそこそこのお金が必要なわけで、通ったところでプログラマーになれる確証もありません、これって普通にリスクですよね。
もちろん「親に出してもらったといえば台無しですが」、貯金を崩してまでここに投資した事実は面接では「プログラマーになる覚悟」と評価してもらえます。
そう考えると「プログラミングスクールに通うとプログラマーになれる」というロジックが成立します。
その②:作品の提示
プログラマーになるなら作品を作れとよく言われますが、これも本質的には覚悟の証明に近いです、なぜなら、先ほどと同じで作ったところでプログラマーになれる保障はないからです。
作品を作るために必要なことは「時間」です、価値的に言えば[時間 > お金]
なので作品を作るということは超リスクなわけです。
本質が見えてきましたね、作品として提出するものはなるべく凝った(難しい)ものと言われるのは、そっちの方が時間がかかるのでリスクが高いからです(作れなかった場合は時間の無駄→すなわちリスク)
そう考えると色々やり方はありそう、プログラミングスクールも選択としてありかも
おまけ:嘘も方便【経験談】
今の仕事は昨日付で辞めました、落ちても戻る場所があるって気持ちで臨みたくなかったので
これも立派な覚悟の証明です、実際には辞めていませんので役者しないといけませんが意外と使えます(実際に評価しれくれました:入社後談)
おまけ:プログラミングスキル不要論「ここだけの話」
面接で受かるためには「プログラマーになる覚悟の証明」が大事、プログラミングスキルはその取り組みの過程で身に付いたって流れが正しいのではないかと思います。
ここだけの話、未経験プログラマーとしてデビューした1年目はほとんどプログラミングなんてしないことが多いです、これは経験に基づく事実です。
最初はテスト部門でプログラムの動作チェック(もちろん例外はある)、ある程度経験を積んだら開発の方に行ってプログラミングしてみようか!って会社の方が多いです。
それを考えると実務で役に立つのは「Excelの操作スキル」+「ITリテラシー」なわけで、プログラミングスキルなんてちょっとかじった程度で十分なんですよね、、、
とはいえ、あるにこしたことはないのでお気になさらず。笑
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