「プログラマーを辞めたい」←今すぐ辞めるべき話+今後の提案
プログラマーを夢見たけど現実は残業の嵐、プログラミングは下手くそながらも食らいついてきたけど限界を感じる、上司の目の色を気にする毎日にも疲れた、もう辞めようかな、、、
こんな悩みに答える記事になります。
プログラマーとして働くのは限界だなと感じた方、精神的に辛すぎて辞めたいと思っている方向けに書きました、本記事を書いている私もプログラマーなのでそこまで的を外していないかなと思います。
「辞めたい時が辞め時」
私もIT企業でプログラマーとして働いていた経験があるので分かりますが、辞める人ってかなり多いです、なので弱いだとか情けないなんて悲観する必要はありません、辞めてく人は他にもたくさんいるという事実は理解しておくべき。
とはいえ「プログラマーの仕事を辞めたい」と言っても理由は様々あると思います、それについて整理しつつ解説していこうかなと思います。
それでは見ていきましょう。
辞めたい3大理由【辞めてよし!】
辞めたい理由は人それぞれですが、私が勤めていたIT企業でも辞める人は多くその中でも多かった理由を挙げたいと思います。
別にこれに当てはまらなくても辞めちゃってもいいんですけどね、、、他の人の辞める理由を知る事で安心感を得られる事もあるので参考までに。
- 1位:残業が多すぎる
- 2位:人間関係に疲れた
- 3位:プログラミングが苦手
1位:残業が多すぎる
「残業多すぎるんですけど!寝る時間あまりないんですけど!怒」
まぁあるあるですよね、私が勤めていた会社でも残業は当たり前でした、一番の問題は「稼げる」に繋がらないということ。
残業代出ないのはブラックだ違法だなんてのはその通りなんですが、中々そう上手くはいかない業界でして、良さげな会社でも蓋を開けてみると「みなし残業」という事も珍しくありません。
お金にならないというか精神と身体を擦り減らしてまでそこで働く価値はそこにあるのかと言いたい。
ちなみに私が現在勤めている会社は残業はほとんどありません(半年に1回あるかどうか)、ちゃんと残業代も出ます。
2位:人間関係に疲れた
「ほうれんそうが上手くできない、というかコミュ障なんで頑張れと言われても、、、正直辛いです」
これもあるあるですね、コミュ障でもプログラマーになれるとか言いますけど、ぶっちゃけ客先常駐でコミュ障はしんどいですよ、、、
これに関しては現場にもよるんですが、どうにもならない場合は退職カードを切って交渉して最悪辞めてしまいましょう、人間関係で精神を擦り減らすと人生が暗くなります。
3位:プログラミングが苦手
「最初のうちはなんとかなったけど、最近ついていけてない、手戻りばっかりで足を引っ張ってるのは事実、、、周りの視線が痛い」
色々な現場で多言語を叩きこまれたせいで器用貧乏になってしまった方、実は高度なプログラミングは意味わかめなんですという方、心中お察しします。
「java前の現場でやってたよね、じゃあC#もできそうだね」なんて感じで現場に投入された時はもう最悪、出来ない人もいるんだよ!と殴り飛ばしてやりたい。
そもそもプログラミング苦手なんだよなって方は営業に鞍替えするか、転職した方がいいと思います、「そこで死に物狂いで頑張った奴が成功するんだ」という方もいますが、そこに拘る必要性はあるのでしょうか?
辞めた方が未来は明るいとは言いませんが、今が暗けりゃ意味がないと思うので、当たり前のことですが「私たちは今を生きています」
おまけ:面白みがない
私が勤めていた会社では、「面白みがない」という声も多かったです。
これはプログラマーとしてデビューしたての頃はテスト工程に携わる事が多いからですね、プログラミングの機会が少なくExcelをポチポチするだけなので本当に面白くないんですよね。
ここを我慢すればいつかは開発に携われるんですが、そのいつかが待てない人が多かった印象。
辞めたいと思ったら辞めるべき
辞めたい理由が何であれ、辞めたいと思ったら辞めていいと思うんです。
「向いていない」という理由付け
「自分には向いていなかった」と言う人を見かけますし、私の知人にもそれを言う人がいました。
でもそれって向いていないと思いたいだけで、ぶっちゃけ本質的な意味での向き不向きってないんです。
私は高校に通っていた時に「情報」という教科でPCを使ってHTMLを学ぶ機会がありました、その時の成績はクラスで下から2番目、正直向いていないと思いましたね。
でも今ではどうでしょう、HTMLどころか多言語を学び使えるようになっています、このことから分かるように「向いていない」と思っているうちはそんなことないという事。
自分の為に働くスタンスを持て
辞めたいと悩んだ時は、まず自分の為になるかどうかで考えるのがいいかと思います。
この仕事を続ける事で何が得られるのか、自分がやりたい事と方向性が合っているのか考えてみましょう。
こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、私は基本的に会社の為に働くのではなく自分の為に働くこと中心に考えています。
空いた時間があればブログを更新しライティングとSEOのお勉強、ブログを通して自分の付加価値を高め、会社を辞めてもフリーランスやブロガーとして生きる事ができるようにする。
報告する意味が薄いタスクは消化しても基本報告しません、怒られたらその時です、そこで出来た時間は自分の為に最大限利用するようにしています。
プログラミングを勉強しつつ安定したお金が入るから、これ以外ないですね。更に言うとWEB系の会社に勤める理由はWEBの知識を付ける事でブログに活かせると思ったから、実際にこれは正解でした。
こんな感じで会社の為に働いているつもりはありません、自分の為に働いています、スキルを盗むだけ盗んでやろうくらいのスタンスですね。
こんな感じで自分の為に働くことを考えると、辞めたいなら辞めればいいと思うんです。
辞める時のアドバイス
プログラマーの仕事を辞めるという決心がついた方に私からアドバイス、といっても普通に辞めればいいのですが、不安な方もいるだろうということで辞め方についても触れておきます。
私も辞める時にいろいろとめんどくさかった経験があるので、、、
その1:他分野での可能性を考える
辞める決断に踏み切る前に他分野での可能性を考えておくべき、現場経験を活かして営業に鞍替えするという選択肢もあるので。
といっても実際に営業でやり直した人は数えるほどしか見たことがありませんけどね、、、
後は前進的後退として違う分野に転職する事を考えておくといいかもしれません、やりたい事があるのであれば、「仕事を辞めてここしかないと飛び込みました」と転職時にアピールする事が可能です(すぐに行動するほど効果あり)
「辞めた事を武器にするスタンス」
その2:2週間前~に辞める「意思」を伝える
ここからは辞める時に押さえておくべきポイントについて話しておきます。
A:どんなに遅くとも2週間前には伝えておくべきかと、1か月前くらいが理想ですが辞めるまでの間に息苦しくないですか?何かの区切りを基準に退職日を逆算してからの2週間前くらいに辞める意思を伝えるのがベスト。
A:そこは気にしなくて大丈夫、前述した「自分の為に働くスタンス」で考えましょう、辞めて迷惑がかかることはあってもプロジェクトに支障はありません。ここで顔色を伺っていては何もできません。
A:民法で定められている2週間前が優先されるのでそこは問題ありませんが、「一か月前に言えよ。怒」と揉める可能性があることは理解しておきましょう(そんな会社なら辞めて正解)
その3:折れない心
辞める意思を上司や担当営業に伝えると高確率で引き止められます、良い提案なら考えてもいいですが、そうでなければ辞める意思をしっかり伝えましょう。
そこでずるずると退職予定日がずれていくと余計に辞めづらくなります、引き止めるのはあなたが必要だからではなく単に仕事が増えるのを嫌うからでしかないです。
辞める事が自分の為でなるのであればハッキリと意思を伝えましょう。
終わりに:石の上に3年は長い+しんどい
いかがでしたでしょうか。
働き続ける事が美化されがちな世の中ですが、それが必ずしも自分の為になるとは限りません。
私が勤めていた会社でも3年働いてやっとスタートに立てるなんて事を言う上司もいましたが、精神を擦り減らしてまでそこで働き続けるなんてのはいかがなものかと。
常に自分の為になるかどうかを考えて、やりたい事をやる方が精神的にも楽です。
最後に一言だけ投げて終わりたいと思います。
「辞めたいと思った時が辞め時」
以上になります。
飲食→派遣→IT系ベンチャーに転職。
本業をベーシックインカムとし、やりたい事に挑戦するWebエンジニア。