いつまでHTMLを勉強しているの?プログラミング初心者は必読
プログラミングはまずHTMLから勉強した方がいいって聞いたんだけど、どこから手を付けていいかわからないんだよね、っていかうどこまで学べばいいのかも分からないや、、、目的地が見えないドライブは不安だぞ、、、
上記はプログラミング勉強としてHTMLから入ろうとした人にありがち。
ということで本記事では、プログラミング学習におけるHTMLの学び方やその姿勢、最終目標について解説しています、プログラミング初心者の方は是非参考にしてください。
学び方を間違えると時間の無駄になる
本記事を書いている私は現在WEB系の会社に勤めているわけですが、プログラミングの入りはグダグダだったことをよく覚えています。
今思えば時間の使い方が下手くそだったなと思います、そんな私の経験を基に他の人に有益な情報をシェア出来たらなと思い本記事を書きました。
HTMLを勉強する意味の再理解
これって今でもよくあるパターンでして、「HTMLはプログラミングじゃないよ」とかいうのはここでは捨てておきましょう。
HTMLは簡単に書けて直感的に理解できる言語なので初心者の方にはオススメですが、「なぜHTMLを勉強するのか?」についてはしっかりと理解しておくべき。
ここがあやふやだと永遠とHTMLを勉強することになります、そこが目的ではないはずです。
HTMLを勉強する目的でよくあるパターンを3つほど挙げてみます。
- HTMLのスキルが必要な職に就く
- プログラミングの第一歩として
- 個人的に必要だから
1番と2番に当てはまる方は本記事を読む価値あり、3番はどちらでもいいです。笑
それぞれ簡単に解説します。
HTMLのスキルが必要な職に就く
HTMLのスキルが必要とされる職っていうとWEB系ですね、WEB制作なんかが代表的です。
ホームページ制作なんかはドンピシャなのでHTMLを勉強するという選択は間違っていないと思います。
プログラミングの第一歩として
プログラマーを目指す入門としてHTMLを選択する人も多いのではないかと思います。
私も最初はこれですね、プログラマーになるという漠然とした目標の中では、とりあえずHTMLを勉強するというのはある意味自然かもしれません。
ただ、手順を間違えるとグダグダになるので勉強のコツがいります(経験談)、それについては後述します。
個人的に必要だから
WordPressを使ったブログ運営やホームページを自作する為にHTMLを学ぶ、これは少数ですかね。
当てはまるものはありましたでしょうか?
ここをしっかりしておかないと自分は何をやっているんだろうって事になりかねないです。
目的に合わせて勉強ボリュームを考える
手当たり次第勉強していては日が暮れてしまいます、いくらHTMLが簡単に使える言語と言っても極めるとなると結構奥深いんです(実務に就くと驚く)
自分の目的に合わせて勉強ボリュームを調整し、効率よくステップアップしていった方がいいと思います。
最初のうちは勉強ボリュームを調整する力はないと思うので、私からいくつか提案しておきます、勉強に役立ててください。
WEB系の会社で働きたいなら【コーダー含】
WEB系の会社、つまりはサイト制作や広告などを中心としたところで働きたい場合です。
他人のサイトを見て真似て作れるレベルまで
マークアップを主としたコーダーは特にそうですが、タグの使い方とタグの意味、CSS(スタイル付け)は押さえておきましょう。
なんでもかんでもdivタグ
を使っていてはいけません、コンテンツに合った適切なタグを使うことを意識してください。
HTMLとCSSはセットで覚えておくべき、基本的な部分は大体網羅したと言えるくらいでないとコーダーですら厳しいかと思います。
システム開発の会社で働きたいなら【PG/SE】
システム開発の会社というよりかは「未経験からプログラマーを目指す」という方の場合。
タグを使えるレベルまで【必要最低限】
私はHTMLを初めて学ぶ際に、CSSでスタイルを整えて良い感じの静的サイトを作れるまで勉強しましたが、これは間違いです。
WEB系ではなく普通に未経験プログラマーとして雇用されることを第一歩とするのであればHTMLの勉強は軽く流す程度でOK。
「ここに書いたらここに表示される」という感覚を掴むだけでいいかと思います、あくまでプログラミングの入門としてHTMLを学ぶだけなので、細かい部分は必要に応じて学べば問題ないかと思います。
HTMLに時間をかけるともったいない
WEB系を目指すのであればHTMLの勉強に時間をかけてもいいかもしれませんが、「プログラマー」を目指すのであればそこに時間をかけるべきではないと思います。
その理由は単純に、転職時のスキルとして弱いからです。
転職時のスキルとしては弱い
HTMLのスキルはよほど特化していない限り評価されないというのが現実です、「HTML使えます」では見向きもされないでしょう。
それもそのはず、HTML自体簡単に学べるものですし、プログラマー求人を出している会社では実務でHTMLを使う事は限りなくゼロに近いからです。
HTMLはプログラミングの入りとして勉強する程度にして、ある程度慣れてきたら上位のプログラミング言語に学習するべき。
javascript・PHPのススメ
HTMLを「ある程度勉強した」とは1日しっかり勉強したと置き換えてもらって大丈夫です。
その後学ぶべきプログラミング言語としてはjavascript
かPHP
がオススメです。
前述で紹介したjava
やC#
を学ぶのが一番手っ取り早く効果的ですが、ここから勉強すると挫折する可能性がかなり高いので回避。
javascriptはフロントサイド言語の理解、PHPでサーバーサイド言語の理解に繋がります、この2つの言語を勉強しておけば他の言語の理解に役立ちます。
ともあれ、どうやって学習していけばいいか方向性に悩む方もいると思うので、各言語の流れをまとめておこうかなと思います。
勉強する時の流れ
プログラミング初心者の学習マップ
- 【HTML/CSS:1日】
HTMLの基礎理解、CSSは余裕があれば学ぶ - 【javascript:3日】
HTMLと組み合わせて処理を書いてみる、構文の理解 - 【PHP初級:2日~】
ローカルサーバーの構築、構文の理解 - 【PHP中級:2週間~】
ECサイトの自作(HTML/js/PHP)
とりあえずこんな感じですね、最終的にECサイトを自作できるようになれば上出来です、ECサイトの作成は転職時にアピール材料として使えるメリットもあります(面接でアピールする際はCSSでデザインも整えておくこと)
まとめ:HTMLに固執すると失敗する
いかがでしょうか。
プログラミングの入りとしてHTMLから勉強するというのは良い選択だと思いますが、「プログラマーになる」という目標があるのであれば軽く学ぶ程度でOK。
重要なのはその後に繋ぐ言語です、javascriptやPHPを学ぶ上でHTMLの基礎がないと勉強しにくい点があるというだけで、HTMLの勉強に力を入れる必要はないということです。
HTMLの勉強に時間をかけている方は注意、一日勉強したら上位の言語を学ぶようにしましょう。
以上になります。
飲食→派遣→IT系ベンチャーに転職。
本業をベーシックインカムとし、やりたい事に挑戦するWebエンジニア。