【WordPress】ブログカード自動化の代償「プラグイン実装の落とし穴」
スマホからの読者が増えてきた、内部リンクをオシャレにしてクリック率を上げたい、テキストリンクだけじゃ寂しいじゃん、ってことでプラグインを使ってブログカードを実装したいと思いまーす!
「はい、その発想アウトーーー!」
いきなりですがズバリ言います、何も考えずとりあえずプラグインでブログカードを実装するとか論外です、なぜ早々にその結論に至ったのか私には手に取るように分かります、おそらく下記のような思考でしょう。(全然違うよって方はすいません、先に土下座しておきます)
- ブログカードでサイトの回遊率が上がるらしい(ふむふむ)
- ブログカードを実装したい
- WEBの知識ないからプラグイン探そ(無意識)
- 評価が高い良さげなやつ発見、ポチっとな
ちょっと心当たりがあるなって方は読み進めてください、冒頭でえらそうなことを言った理由を解説しています、ブログカード実装における選択肢やリスクをこの機会に知っておきましょう、私自身WEBエンジニアとしてご飯を食べている身なので記事の質は保障します。
最初に:プラグインは魔法じゃない「リスクとカラクリ」
まず最初に理解してほしいのが、プラグインは魔法ではないし万能でもありません、当たり前のようにデメリットとして注意しなければいけない点があるわけです、それをいくつか挙げてみました。
- 使用する事でサイトが重たくなる
- プラグインのメンテナンスコストがかかる
それぞれ解説します。
リスク①:使用する事でサイトがくっそ重たくなる
プラグインを使用するとサイトが重たくなるデメリットがあります、プラグインに極力頼らない方がサイトにも読者にも優しいわけです、詳しい理由はここでは割愛させていただきますが簡単に説明すると、
プラグインを使う事で実装に関係のないプログラムまで必要になるからです、極端な話自分でブログカードのコードをエディタ内に書いて実装するのが一番いいんですよ。笑
ちなみに、「プラグインを使う事で実装に関係のないプログラムまで必要になる」で代表的なのが「pz-linkcard」というブログカードを実装するプラグインなんですが、
「pz-linkcard 重い」
で調べてみてください、面白い記事がたくさん落ちています。
「pz-linkcard 重い」で調べてみると、、、
「プラグインのせいでサイトが重たくなったんだけど!」って記事ばかりですね、そもそもブログカード実装の方法を解説している記事の多くがこのリスクについて一切触れていないのが問題ですね、知識のない人がその被害者に、、、うえ。
リスク②:プラグインのメンテナンスコストがかかる
プラグインを使うとそのプラグインをメンテナンスするコストがかかります。
使用しているプラグインに脆弱性や問題が出てくればその都度更新がありますし、問題があっても更新がない場合なんかは停止しないといけません、それを全て管理するのは中々無理がある、、、
10個程度なら全然問題ないですが20個ともなると大変です、何かあったときにプラグインに依存していると中々動きづらいこともあるのでおいそれとプラグインはおススメできないわけです、んじゃプラグイン何使ってんの?って話は下記記事で解説しております。
プラグイン以外の選択肢を考えよう
ブログカードの話からちょっと逸れてしまいましたので話を戻します。
プラグインでブログカードを実装する前にそれ以外の選択肢があるということくらいは知っておくべき、もしかしたら「これなら、、、」というものが見つかるかもしれません。
- 自作する(ショートコード化)
- ブログカード機能があるテーマに変える
- ブログカード化を諦める
それぞれ簡単に解説しますね。
選択肢①:自作する(ショートコード化)
自作する、つまりプラグインを使わず自分でブログカード機能を作ってしまおうということ。
自分で作ってしまえば余計な機能は一切付いてこないのでプラグインほど重たくなることは99%ありません、難易度もそこまで高くなくほとんどコピペするだけで実装できてしまうのでオススメではあります。
選択肢②:ブログカード機能があるテーマに変える
「ブログカード機能があるテーマに変える」という選択肢もあります、ちょっと大掛かりにはなってしまうのですが、一番手っ取り早いのはこれですね。
プラグインと違ってテーマ自体にブログカード機能を組み込む場合は、ある程度の軽さを意識して作られるのでそこまで重たくなるという事はありません、少なくとも「pz-linkcard 重い」なんて悲劇は起こる事はないでしょう。
ちなみにブログカード機能を搭載しているテーマで有名なのは「JIN」ですね、アフィリエイト界で有名なひつじさん考案のテーマになります。
選択肢③:ブログカード化を諦める
そもそもブログカードである必要性あります?
こんなことを言うと元も子もないんですが、場合によってはテキストリンクの方が適切だったりするのでブログカードに拘り過ぎていませんか?というお話、まぁここまで読んでそれはないだろうと思うので個人的には①をおすすめします。
実は究極の選択肢がある「私はこれで落ち着きそう」
「リスク①:使用する事でサイトがくっそ重たくなる」の解説で「極端な話自分でブログカードのコードをエディタ内に書いて実装するのが一番いいんですよ。笑」と言ったのを覚えているだろうか。
結論から言うと私はこれを実践しました、完成したのが下記になります。
スマホで見て頂くとディスクリプションが消えカード感があり、非常にまとまっている感じになっていると思います、プログラムを組んでいないのでブログカードの中ではおそらく一番軽い仕様となっています。
実装するポイント
- ローカルでHTML/CSSでブログカードを作成する
- 共通パーツを残してパターン化させる
- CSSコードをスタイルシートに反映させる
- HTMLコードをAddQuicktagで登録する
まずローカルでブログカードを作成し色々なところで使えるようにパターン化させます、使用したスタイルをテーマ(子)のスタイルシートに反映させて、最後にAddQuicktagを使ってショートカット登録すれば完成です。
紹介しておいてなんですが、これを実装するにはコーディングの知識が必要なので一般の方には難しいです、私はWEBでご飯を食べているので楽々実装できました。
いつもならここで「分からない事はお気軽にお問い合わせくださいませ」と言うところですが、これについては質問等受け付けません、どうしても実装方法と使い方が知りたいって方からはお小遣い頂きます、オーダーメイドで作らせて頂きますよ(/・ω・)/
それくらい説明するのと実装手順がややこしいってことです。笑
ってな感じで今回はここまで、以上【WordPress】ブログカード自動化の代償「プラグイン実装の落とし穴」でした。
他の人が読んでいる記事
飲食→派遣→IT系ベンチャーに転職。
本業をベーシックインカムとし、やりたい事に挑戦するWebエンジニア。